DLCコーティング装置・表面処理・薄膜分析のナノテック株式会社

撥水 ICFコーティング

コスト削減、省エネ、耐久性、寿命向上に役立つDLCとICFコーティングでお客様のニーズに合わせた表面処理を少量サンプル試作から大量生産の受託加工を行っています。

コーティング受託加工

撥水性 ICF

撥水性,低凝着性,低摩擦係数

フッ素(F)ドーピングとコーティング条件の工夫により、DLC膜に水を弾くテフロンのような撥水性を持たせました。
撥水テストの結果

ICFにフッ素をドーピングすることにより、膜に水を弾く撥水性を付与することが可能となりました。

接触角の比較写真とフッ素含有量による硬さの変化を示します。

超硬合金 超硬合金+ICF撥水コート1μm
(※チャンピオンデータ)

超硬合金と同等な硬度(HV1,000)で、摩擦係数が低い(0.04~0.17)撥水性ICFの処理が可能になりました。これにより、金型汚れを防ぎ、生産生の向上に寄与します。

各種フッ素含有炭化水素ガスを用いて成膜を行うことでフッ素含有量を制御できるため、それぞれの状態に適した撥水性の付与が可能です。また、膜が深い黒色であるため、画像認識用ステージやガイドに反射防止膜としても利用されています。
従来は、プラスチック製品との癒着性が高く問題がありました。それらを解決することが可能となり、応用用途が広がっています。また、テフロンコーティング等に比べ硬く耐摩耗性にも優れているため、従来のテフロンコーティングからの置き換えも進むと考えられます。応用用途としては、プラスチック用金型への付着防止、部品への光反射防止(黒色) があります。


撥水性ICFのフッ素含有率と硬度

用途

 

金型への粉・汚れ付着防止(撥水性、離型性)

部品への光反射防止(黒色化、光学特性)

仕様

 

フッ素含有率 30 at%(ガス5)
撥水角 90°
硬度 HV800~1,200
摩擦係数 0.04~0.17
膜厚  1μm
使用温度 常温(100℃未満)

※上記の値は、コーティング品の形状、材質等で若干の変動があります。

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