DLCコーティング装置・表面処理・薄膜分析のナノテック株式会社

表面分析

ボールオンディスク法により、膜やバルクの摩擦係数測定や耐摩耗性評価を行い ます。

摩擦摩耗試験(ボールオンディスク法)の基本原理

ボールをボールホルダに固定し、ホルダを摩擦係数測定アームに固定します。

おもりで垂直荷重をボールホルダに印加し、固定治具に取り付けられた試料の上にそのボールホルダーを接触させます。

測定を開始すると、ディスクが回転しその時ボールとディスクの間に作用する摩擦力が、アームの水平方向のたわみに変化されます。

この変位をアームに取り付けられた変位センサによって計測し、垂直荷重とアームの剛性から摩擦係数として出力します。

摩擦磨耗試験後はディスクの摩耗痕断面積測定による耐摩耗性の評価や、EDX分析により付着物の評価を行えます。

常温摩擦摩耗試験機は、JISR1613の測定に対応できるようにトレーサブルな体系を確立しています。

有償でトレーサビリティ体系図を含めた測定報告書の発行も可能です。

使用試験機

 

試験機名 説明 特徴
Tribometer 常温摩擦摩耗試験機 回転動と往復動が可能。弊社で所有している試験機では、温湿度の雰囲気制御も可能です。
High Temperature
Tribometer
高温摩擦摩耗試験機 最高1000度まで昇温可能。
雰囲気ガスを吹きつけての測定も可能です。
Nano Tribometer 低荷重摩擦摩耗試験機 最小荷重50μNでの測定が可能です。
Tribometer(常温摩擦摩耗試験機)のしゅう動の様子

往復動

回転動

【常温摩擦摩耗試験】
垂直荷重:0.5~20N
しゅう動タイプ:回転動、往復動
回転半径:最大25mm(推奨3~10mm) /最大往復距離:60mm(推奨5~10mm)
回転速度:4~500rpm
ボールサイズ:φ5.5~6.5mm,φ9.5~10.5mm
ディスクサイズ:φ5-55mm、厚さ5~15 mm(角型の試料でも左記サイズ内であれば対応可)
環境チャンバー(温湿度)による環境制御。対応試験規格JIS R 1613,ISO 18535。
液中治具による潤滑環境制御(試料サイズに制約があります。)

【高温摩擦摩耗試験】
垂直荷重:0.5~20N
しゅう動タイプ:回転動
回転半径回転動
回転半径:最大20mm (推奨3~5mm)
回転速度:標準最高4~500rpm
ボールサイズ:φ5.5~6.5mm
ディスクサイズ:φ19~19.5,t5mm、φ29~29.5,t5mm、
(左記より小さい場合は、スペーサーが必要)
ヒーター温度:最高900度(測定面温度と異なる)

環境制御:不活性ガス等の吹付可能であるが、置換環境でないので試験環境には酸素・窒素が含まれる。

 

=用途=
自動車部品材料(ピストン、カム、フォロワー、バルブ、ピストンリング等)の評価
鉄鋼関連部材(圧延ロール、鋼板、耐熱部材)
DLC、TiN、CrN、Crメッキ、Niメッキ、アルミナ、窒化ケイ素、SiC、Cu、プラスチック

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